ディスクローターは消耗します。研磨や交換が必要です。
マエダには高精度・高機能のブレーキディスク研磨機「ADL-01V」があります!
マエダでは、自社で研磨作業を行うことが出来ます。
①消耗したディスクローターを研磨機にセット。
②摩耗が進み、銀色も黒っぽくくすんで見えます。
③内側から研磨を開始します。
④中央から外側を研磨しています。
⑤比較のため、2分ほど研磨した段階で、一度ディスクローターを外してみます。
⑥開始してわずかの時間ですが、研磨した部分がはっきり分かります。
⑦右側は研磨作業が完了したディスクローターです。研磨が終わるとこんなに違いが出ます。
レコード盤のようにスジが入っていたローター表面も均一になりました!もちろんブレーキの効きも、よみがえっています。
・部品を手配する必要がないので、新品と交換する場合と比べ、かなり安くなります。
・新品時と変わらないブレーキの効きが、よみがえります。
・新品と違い、歪みの発生が少ない。ブレーキの摩擦熱で加熱され続けたので、変形への耐性がある。
・ローターの厚みが限界値を超えるまでは、複数回、研磨をすることが出来ます。
・定期的な研磨で、高いブレーキ性能を維持しつつ、ローターの寿命も伸ばせます。
下記は簡単ですが、ブレーキディスクローターについての説明です。
ブレーキディスクローターは「車の制動力」において大変重要な役割を果たしています。
ディスクブレーキを構成する部品で、銀色の円盤部分です。
ディスクローターやブレーキローターとも呼ばれます。ディスクローターは、タイヤと同調して常に回転し続けます。ドライバーがブレーキペダルを踏み込むことで、ブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドが、ディスクローターを左右から挟み込み、摩擦力によってクルマに制動力を発生させます。その際、摩擦によって生まれる熱量は大変なものですが、その摩擦熱を空気中へ放熱するのもディスクローターの大切な役割です。このように制動力はブレーキパッド、ディスクローターのふたつで生み出します。どちらか一方でも万全な状態でなければ、本来の性能は発揮できません。画像は新品のディスクローターです。
制動力が落ちるだけでなく、「ブレーキ鳴き」の原因にもなります。
ローター全面にレコード盤のようにスジができています。ある程度、距離を走れば自然にそうなるものですが、こちらは摩耗が進んでおり、段減りやエッジの立った状態も確認できます。状態の悪いディスクローターとブレーキパッドの組み合わせは、制動力が落ちるだけでなく、「ブレーキ鳴き」の原因にもなります。その他にも、急激な温度変化による熱膨張でローターにひずみや、表面にクラック(ひび割れ)が発生する場合もあります。ブレーキパッドだけでなくディスクローターも、消耗が進んだ状態での使用は大変危険です。
ブレーキ性能に少しでも不安を感じられましたら、当店へご相談ください。
マエダはお客様の「ちゃんと止まる」にコミットします。
ディスクブレーキはブレーキパットの交換だけでは無く、ディスクローターも消耗しますので、定期的な研磨や交換が必要となっています。車検ごとの状態確認はもちろんですが、走行距離や運転頻度を考慮した上での定期点検も、ご検討いただければ幸いです。ブレーキ鳴きがするなど、ブレーキ性能に少しでも不安を感じられましたら、すぐに当店へご相談ください。
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